CPサッカー豆知識
片麻痺の選手は、健側を使ってのキックが主。患側で蹴ることは少なくとも、支えるのは患側。安定したキックをするには、両足と体幹の強さが重要です。
バランスが取りづらくても体幹トレーニングはしっかりします。
先天性の片麻痺選手は、小さい頃からの慣れで、体の動きがスムーズです。患側でのキック、トラップ、ターンがスムーズにできる選手もいます。
内反足の場合は、可動域の関係上、アウトサイド、インステップを多用します。
不随意運動があると手足の協調運動が難しくなります。両足ジャンプやステップワークがなかなかスムーズにいきません。練習を繰り返す内にコツをつかみ、自分の体をコントロールできるようになります。
ピタッと止まるのも苦手。患側への体重移動、後方移動も苦手です。攻撃ではこのウィークポイントを意識して仕掛けをします。
選手は、類似した障がいの選手を見て動きの研究をします。
身体状況、運動能力はみんな異なります。
一般的なサッカーをそのまま当てはめるのではなく、それぞれの能力を活かした一番良い方法を見つけていきます。